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口内炎が痛くて食べられない!子供に使える口内炎の薬はどれ?
【薬剤師監修】痛くてツライ口内炎に!小学生のお子さんにも使用できる口内炎の薬を紹介します♪
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何度も再発する口内炎。
我が家では野菜も肉も魚もバランスよく食べさせているつもりなのですが、勉強も難しくなり、ストレスもあるのでしょうか?
今回は口内炎の予防のために子供も飲めるサプリメントを紹介します♪
肌荒れは口の中も外も同じなので、ニキビに悩むお年頃のお子さんにもおすすめですよ^^
薬を服用していたり、通院中の場合は、担当医と相談してからサプリメントを摂取しましょう。
口内炎について知ろう!
一般的によく見られる、真ん中が白っぽい口内炎はアフタ性口内炎です。
その原因としては、口の中の傷(噛んでしまった)、ストレス、風邪などの体調不良、栄養不足等で起こると言われています。
今回はその中でも栄養不足に注目していきます。
口内炎の予防に必要なビタミンとは?
主に肌や粘膜に関係するビタミンはビタミンB群とビタミンCです。
肌に関係のあるビタミンの働きについて簡単に見て行きましょう。
- ビタミンB2:レバーや魚介類に多く含まれるビタミンで、細胞の新陳代謝に関わっています。
- ビタミンB6:肉や魚に含まれ、タンパク質の合成をスムーズにするビタミン。不足すると肌トラブルの原因になります。
- 葉酸:緑黄色野菜に多く含まれるビタミンで、粘膜を保護する作用があります。
- ビタミンC:果物や野菜に含まれるビタミンで、不足すると肌荒れやニキビの原因になります。
ビタミンは1つだけとっても効果がありません。出来るだけバランスよく摂るようにしましょう♪
小学生に必要なビタミンの量は?
サプリメントのパッケージには成人量の目安は記載されていますが、小学生(6歳~12歳)はどのくらいの量を摂れば良いのでしょうか?
薬学的には15歳以上は成人とされているので、14歳までの目安を記載します。
ビタミン (B2mg/日) |
ビタミンB6 (mg/日) |
葉酸 (μg/日) |
ビタミンC (mg/日) |
|
6~7歳 | 0.9 | 女性0.7、男性0.8 | 130 | 55 |
8~9歳 | 女性1.0、男性1.1 | 0.9 | 150 | 60 |
10~11歳 | 女性1.3、男性1.4 | 1.2 | 180 | 75 |
12~14歳 | 女性1.4、男性1.6 | 女性1.3、男性1.4 | 230 | 95 |
推奨量よりいっぱい摂ったらどうなるの?
サプリメントには推奨量よりもビタミンがかなり多く含まれているように見えます。
しかし肌に関係するビタミンBやビタミンCといった水溶性ビタミンは、多くとりすぎてしまっても身体の外に排泄されるためほとんど心配はいりません。
逆に、毎日きちんと摂ることが大切なんです。
ただし、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKという脂溶性ビタミンは身体に蓄積されやすいため過剰摂取には注意が必要です。
小学生におすすめのサプリメントはマルチビタミンよりも単独のものを!
マルチビタミンの多くには、脂溶性ビタミンも含まれています。成人用のものを飲んでしまうと、過剰症になる可能性があるためお勧めできません。
そのため、私のおすすめはビタミンB群、ビタミンCなど単独のものです。
量については上記の表と1粒当たりの量を照らし合わせ、調節して飲ませてあげましょう。
DHCのビタミンBミックス
【栄養成分表示】[1日あたり:2粒400mg]熱量1.6kcal、たんぱく質0.15g、脂質0.01g、炭水化物0.22g、ナトリウム0.10mg、ナイアシン40mg(364)、葉酸200μg(100)、ビオチン50μg(111)、ビタミンB12 20μg(1000)、パントテン酸40mg(727)、ビタミンB1 40mg(4000)、ビタミンB2 30mg(2727)、ビタミンB6 30mg(3000)、イノシトール50mg
※上記( )内の値は、栄養素等表示基準値に対する割合[%]です。
内容を見ると、成人量(2粒)としても多めに入っていますので、小学生であれば1日1錠飲めば十分ですね。
錠剤はオレンジ色で小粒で飲みやすいのでおすすめです。
UHAグミサプリビタミンB
栄養成分表示2粒当たり:エネルギー 17kcal、タンパク質 0.3g、脂質 0~1g、炭水化物 3.9g、ナトリウム 0~2mg、ビタミンB1 1mg、ビタミンB2 1.1mg、ナイアシン 11mg、ビタミンB6 1mg、葉酸 200μg、ビタミンB12 2μg、ビオチン 45μg、コラーゲン 300mg
こちらはDHCよりも値段は高めですが、グミタイプなので錠剤がのめないお子さんでも食べやすい形です。
ただ、お菓子と間違えて多く摂りすぎないよう子供の手の届かないところへ保管するなど注意しましょう。
まとめ
今回は子供の口内炎予防におすすめのサプリメントの紹介でした。
大人も子供も一緒に使えるものであれば、親子で予防ができて便利ですね^^
サプリメントには基本的に推奨されるビタミン量よりも多めに入っています。年齢に応じて調節して飲ませてあげることが大切です。
上手に使って予防しましょう♪